三島一八様が大好きです

なむこの悪逆非道なことといったら！

あの冷血頭首と名高い三島一八様！
悪魔をその身に宿した三島一八様！
サキュバス疑惑絶賛継続中三島一八様！

そんな裸袴も眩しい男盛りの４９歳に、
アヒル唇もキュートな着まわしヤクザスタイル一月バイブルに、
世界をこの掌にってむしろ掌でグシャッとやってほしい一八様に、

ショタバージョンまでご用意してくださっている。
いいのか？いいんですか？どこまで正義なの？
正義すぎるでしょ！かわいいでしょ！
ええのんか？ショタでしょ？
あのあどけない声で、じぃじとか言っちゃうんですか？
言っちゃった、言っちゃったよ！
じぃじ！じぃじ！
なにそれご飯美味しい、ご飯美味しいよ。
だって一八様がおさないころはあんなに愛くるしいとか本当に美味しい。
ほっぺたとかきっとやわらかいですよ。
そりゃもうヒヨコッ毛。ひよこ！ひよこ！！
えいとかやーとかあんな可愛い声で叫ぶと思うと思うとです。
どりゃっどりゃっって言って欲しい、言っていただきたい、リピートアフトゥミーカズヤ！おはようからおやすみまで見つめたい！
タオルケット洗いたい！洗いたいよ！！
取り込んだ洗濯物のタオルをけんめいにたたんで欲しい！
せっせと！
かわいい！！
かわいいは正義！もう世界とか一八様でいいよね！世界もうれしいよ！きっとね！

そんなのお膝に乗せたい。私の膝なんてわがままいわない。
仁の膝でいい。仁は子供慣れしてなくてガチガチなんです。
ちょっとここにすわりなさい、って仁はお説教のつもりです。
なのにショタズヤ様は勘違いしてその膝に乗って、向かい合わせになってなってとかほんとかわいらしい。かわいい。
それで仁がどうしようかなとか思ってるところに、じ、っと顔を見つめて、
「……にぃに！」

いや、落ち着こう夢を見すぎた。にぃにはいくらなんでもいくらなんでもだ。男性向けだ、卑猥だ、ユニセフが出てくる、あぶないあぶない。
まだ私はつかまるわけにはいけない。

「……じん！」
これはいい、これはいいぞ！！
じん、とか舌ったらずに呼んじゃう！呼んじゃう！
それで仁が、
「呼び捨てはいけない」
とか言うと、
「……じん」
繰り返しちゃう！呼び捨て繰り返しちゃう！
眉をきっとさせて、がんこに繰り返しちゃう！！かわいい！
「……仕方ないな、ご飯にしよう」
あきらめちゃう。あきらめちゃうよだってショタズヤさまかわいいもんね！
にぃにもほだされちゃうよね！
「肉！」
「好き嫌いはいけない」
「肉！」
なにこれ私気持ち悪い。ほんと気持ち悪い。
かずやさまはかわいい。かわいい。ほんとかわいい。
わたしほんと気持ち悪い。大丈夫か。大丈夫なのか。
世界は。
私は大丈夫か。

ねよか。

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