ブログどす
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もうどっちでもいいや。
ショタチャオとショタズヤが一つ屋根の下に暮らしてたらほんとうにそこが桃源郷かもしれない。かもしれない。
ああ、この人が元凶だ。
仁はようやくわかったような気持ちになって目の前の麗人を盗み見る。
前髪をそよがせて目を伏せた李は、仁の視線に前から気づいていたのか含み笑いでまばたいた。
母親をなくした一八様にとって、衝撃的なぐらいに李が美しく思われていたら萌える。他にはなんか平八とか鉄拳衆とかそんなんばっかりだったから。
李も李で世の中を知っているので、養子に貰われる時は平八の妾にでもなるのかなとか冷めていたらいい。
それに反して平八はいさぎよすぎる位に李をただ養子として扱ったのでそれに戸惑って、逆に一八は李の美しさ(あくまで外見的なもの)にどんどん惹かれていく。李は内心出自の低さから一八様に引け目を感じていたのに、そんな下賤な自分に乳母日傘の御曹司である一八がのめりこむのが楽しくて仕方ない。あやうい仕草で一八様を翻弄する快感に李は目覚める。
一八様としてはすごく緊張しながらいっぱいっぱいで李を抱いていて、李は童貞食ってやったぜ堕としてやったぜざまあみろぐらいの二人の温度差がいい。そのうち逆転してもいい。
一八様の尻はまあ鉄拳衆あたりに食われててもそれはそれでそれはそれで。
ともかく一八様にとって李は美の基準となったらすごくいい。
だからハードルむっちゃ高い。
仁はそれに後で気づいて、だから一八様は面食いなんだとひとり納得していたらいい。
「一八は面食いだぞ」
「どうしてそう、言うんだ」
銀髪の悪魔は誇るでもなく、
「私の顔が好きだからな」
あっさりと仁に言った。仁はなぜだか赤面して、そうかと短い返答をした。
そんな感じ。そんな感じ。
もうかじゅやさまとりーが並んでいるだけでおいしいおいしいよ
おなかすいたけどこころはみちたりているよ
わたしきもちわるい